赤ちゃん用の肌着として、ボディタイプが主流ですが、成長とともに「いつセパレートタイプに切り替えればいいのだろう?」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、赤ちゃんから幼児へ成長する段階でのセパレート肌着の使用開始時期、ボディ肌着を着せる期間の目安、そして肌着を購入する際のおすすめの場所について詳しくご紹介します。
赤ちゃんの肌着選び:ボディスーツとセパレート型の違い
まずは、ボディスーツとセパレート型肌着、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ボディスーツとは
ボディスーツは、赤ちゃんの体をすっぽり包み込むように作られた肌着で、上下が一体化したデザインです。
股下にスナップボタンが付いているため、おむつ交換がスムーズに行えるのが特徴です。
また、赤ちゃんが動き回っても肌着がずれにくく、お腹を冷えから守る効果があります。季節や用途に応じたさまざまな素材やデザインが揃っており、年間を通じて使いやすいアイテムです。
■ボディスーツのメリット
- 着脱が簡単:スナップボタンでおむつ替えが手早くできます。
- ずれにくい設計:全身を包むため、お腹が出たり冷えたりしにくいです。
- 豊富な選択肢:季節や用途に合わせて、多様な素材やデザインが選べます。
ボディスーツは、赤ちゃんの快適さと親の使いやすさを兼ね備えた肌着として、多くの家庭で選ばれています。
セパレート型肌着とは
セパレート型肌着は、上下が分かれた形状の肌着です。
上半身を覆うシャツと、下半身を覆うパンツの2つに分かれています。
このタイプは赤ちゃんがより自由に動けるようになり、着替えやおむつ替えもさらに簡単に行えるという利点があります。
■セパレート型肌着のメリット
- 動きやすい:上下が独立しているため、赤ちゃんの動きを妨げません。
- 着替えが楽:上着とパンツを個別に脱ぎ着できるため、より便利です。
- サイズ調整が可能:成長に応じて、上下それぞれ別々にサイズを選べます。
セパレート型肌着は、赤ちゃんが自分で動き回るようになった頃から特に活躍します。
ボディスーツからセパレート型肌着への切り替え時期
①赤ちゃんが歩き始めたら
ハイハイの時期は、ボディスーツが肌着のずれを防ぎ、お腹を守るのに適しています。
しかし、歩き始めて活動が活発になると、ボディスーツが窮屈に感じる場合があり、この頃からセパレート型肌着への切り替えを考える親御さんも多いです。
②ボディスーツのサイズが合わなくなったら
一般的に、ボディスーツは90サイズまでの展開が多いため、サイズアウトを機にセパレート型肌着に移行する家庭が多いです。
成長に合わせて上下を別々に選べる点がセパレート型の大きな魅力です。
③子どもが自分で着替えを始めたら
2歳頃になると、自分で着替えを試みる子も増えてきます。
この時期に、スナップボタンの扱いが難しいボディスーツから、セパレート型肌着に切り替えると、子どもの自立を促すことができます。
④トイレトレーニングを始めたら
トイレトレーニングの時期には、セパレート型肌着が適しています。
ボディスーツは股下のスナップボタンが子どもにとって扱いにくく、トイレトレーニングの妨げとなることがあります。
セパレート型肌着を選ぶことで、子どもが自分でパンツを脱ぎやすくなり、スムーズにトレーニングを進められます。
トイレトレーニングを始める際は、子どもの準備状況を確認することも大切です。
排泄の意思を伝えられる、トイレまで自力で歩ける、おしっこの間隔が一定以上空いているなどの条件が整っていれば、トレーニングがスムーズに進むでしょう。
どのタイミングで切り替えるかは、赤ちゃんの成長や家庭の状況に合わせて柔軟に決めるのがポイントです。
焦らず、子どものペースに寄り添いながら選んでいきましょう。
保育園ではセパレート型肌着が推奨されることも
これまでボディスーツからセパレート型肌着への切り替え時期についてお話ししましたが、保育園に通うお子さんの場合は、少し事情が異なる場合があります。
保育園によっては、「ボディスーツの使用は控えてください」と指示されることがあるのです。
これは、つながったタイプのボディスーツは着脱に手間がかかるため、多くの子どもを一度にお世話する保育士さんの負担を軽減するためです。
そのため、保育園に入園するタイミングでセパレート型肌着に切り替える家庭が多いようです。
赤ちゃん用肌着はどこで購入するのがおすすめ?
セパレート型肌着やボディスーツなど、赤ちゃん用の肌着はさまざまな場所で手に入ります。
赤ちゃん用品専門店や大型ショッピングモール、さらにはオンラインストアなど、選択肢は豊富です。
私がよく利用しているお店には、ユニクロ、アカチャンホンポ、ベビーザらス、コンビミニ、バースデイ、西松屋があります。
また、カーターズ、GAP、ベルメゾンなども人気が高くおすすめのブランドです。
これらの店舗やブランドは、デザインや素材が豊富にそろっており、季節や用途に合った商品を見つけることができます。お子さんにぴったりの肌着を選ぶ楽しさも味わえますよ!
まとめ
今回は、セパレート型肌着への切り替え時期やボディスーツの使用期間、さらに赤ちゃん用肌着の購入先について詳しく解説しました。
ボディスーツからセパレート型肌着へ切り替えるタイミング
切り替えの一般的なタイミングとして、以下のポイントがあります:
- 歩き始めて活動的になったとき
ハイハイの時期はお腹を冷えから守るためにボディスーツが便利ですが、歩き始めるとセパレート型の方が動きやすく感じることが多いです。 - ボディスーツのサイズが小さくなったとき
多くのボディスーツは90サイズまでが一般的です。サイズアウトを機にセパレート型に移行する家庭が多いようです。 - 子どもが自分で着替えを始めたとき
着替えの練習を始めた頃には、スナップボタンのないセパレート型肌着が扱いやすく、自立をサポートします。 - トイレトレーニングを始めたとき
トイレトレーニングの際には、セパレート型肌着が便利です。ボディスーツはスナップボタンが邪魔になりがちなので、切り替えるタイミングとして最適です。
ご家庭の状況やお子さんの成長に合わせて、無理のないタイミングで切り替えるのがポイントです。
実体験:2歳4か月の息子の場合
現在、息子は90サイズのボディスーツを使っています。活発に遊ぶときにお腹が見えるのが気になるためまだボディスーツを選んでいますが、サイズが限界に近づいてきたので、次回の買い替えでセパレート型肌着に移行する予定です。
赤ちゃん用肌着の購入先
赤ちゃん用肌着は、以下のような場所で購入できます:
- 実店舗:ユニクロ、西松屋、アカチャンホンポなど
- オンラインストア:豊富なデザインや素材から選べるネットショップ
デザインや素材が多種多様で、選ぶ楽しみもあります。お子さんにぴったりの肌着を見つけて、快適な日常をサポートしてくださいね!